叱咤激励

03.01 Fri.

誰かに対して「ちょっと苦手だな」と思うとき「自分もあんな風になれたら」という憧れの感情が隠れていることに気づいた。簡潔に言って羨ましいんだな、彼らのことが。自分にないものを持っている彼らのことが、嫉ましいんだ。自分が欲しいものを持っているように見える彼らに、憧れているんだ。

冷静になればその逆も然りで、彼らが持っていないものを自分が持っていることもある。

誰かに対する憧れを止め、自分を卑下するのを止めるには、自分の抱く理想に向かってひたむきに努力して自分の手でしっかりと掴みとらなきゃいけない。ちゃんとわかっている。だからスローペースながらも、自分なりに理想に近づいているつもり。そうやって自分で自分を鼓舞しながら毎日生きている。

それでもふとした拍子に揺らぐときがあって、また誰かと自分を比較して落ち込む時間がくる。堂々巡り。

でもきっと、自分だけじゃない。みんな、それぞれがそれぞれにしか分からない悩みを抱えながら生きているんだと思う。楽しいことばかりだけでは生きていけないんだ。

自分への叱咤激励として。